更新履歴
■2009年開催朗読会
6月27日『月あかり』朗読会案内PDF（終了）
■2008年開催朗読会
9月21日『ゼーロン』朗読会案内PDF（終了）
7月27日『心象風景』朗読会案内PDF（終了）
■朗読者、蔀英治氏のインタビュー『マキノを音声で伝える快楽、聞く快楽』（05/03/18）
関連ページ：『牧野信一の文学』刊行（近田茂芳著・夢工房）
（告）2004年8月29日、種村季弘先生が逝去されました。直ちには何の言葉も吐けませんが、慎んで哀悼の意を表します。
マキノ君衰弱し、再び小田原に舞い戻る-1927年(大正16)(31歳)-
小田原
３月、小田原の家に帰る。痔疾の治療のため通院を始める。４月、小田原郊外の海辺に一室を借り仕事場とする。小田原急行鉄道（新宿～小田原）開通。
小田原市谷津の競馬場風景。（「一枚の古い写真」より「村のストア派」「競馬の日」などの一節がほうふつとしてくる。
東京
５月、せつ、実母の病気見舞いのため上京。
時代背景-1926年(大正15/昭和元)-
一般事項（国内）
・７月、芥川龍之介自殺。プロレタリア文学各誌続々創刊。小田原急行鉄道（新宿～小田原）開通。（国内）一般事項（国外）
・トロッキー、シノヴィエフらソ連共産党除名。リンドバーグ大西洋横断飛行に成功マキノ君の作品
「西瓜喰う人」（新潮）「鱗雲」（中央公論）「山を越えて」（太陽）「雪景色」（文芸春秋）（１０篇７誌）一般作品（国内）
・藤森成吉「何が彼女をそうさせたか」芥川龍之介「河童」一般作品（国外）
・ハイデガー「存在と時間」ウルフ「燈台へ」その他
・あのうるさい反射神経はどこへ棄て去ったのだろう。彼は「山を越え」たのか！彼は「山を越え」た！（藤森淳三）