|
|
| 8月、小川和夫との共訳で『ユリイカ』出版(芝書店)。横須賀と五反田霞荘との間を往来する。せつと小川和夫との「失踪』事件。年末、妻子と別居(せつ達は上記、鈴木民平宅)。鈴木十郎に仲介を懇願する。 1月、横須賀に義弟浅尾辰雄方で療養。(横須賀市山王町68)この時期金澤、浦賀、三崎、城ケ島、油壷、伊豆熱川などを転々とする。8月、友人の彫刻家牧雅雄死去。 | ![]() 名作「鬼涙村」を収めた単行本は翌年芝書店から刊行。白と黒の瀟酒な装丁も不吉さを醸す。 |
|
「俺はラッパが吹ける、俺は約束を守る、俺は友を信ずる、俺はなりわいのために言辞は弄さぬ、俺は馬鹿ではあるが嘘は吐かぬ、俺はカルタは切れぬが馬には乗れる、なさけと夢(ロマンス)には今でも泣くが、鉄砲も打てるし、天文学と博物と芸術に興味を持ち、酒は去年までは一升飲めたが、今はその半分で駄目だ」(浪漫的月評-3、昭和10) |
|
|
|
|
|
|