円道一弥(えんどうかずや)さん
1953年 福井県生まれ
シェイクスピア・シアターにて、主にシェイクスピア作品に出演。約20年間の活動の後、退団。その後は、朗読表現に活動の場を移す。
舞台出演/「夏の夜の夢」「間違いの喜劇」「リア王」「ヴェニスの商人」「イリノイのリンカン」他
朗読作品/大岡昇平「中原中也」、藤沢周平「驟り雨」、太宰治「畜犬談」、松本清張「火の記憶」、シェイクスピア「リア王」(荒井良雄・朗読台本)「マクベス」(円道一弥・朗読台本)、「ポール」(ディケンズ・作)他
Q1:シェイクスピアとディケンズ、両方やってみて面白さはどんなところですか?
円道:戯曲と小説の違いはあるが、両作品とも声に出して読むのに向いている。
Q2: 朗読するにあたり、日本の作家(作品)と海外の翻訳作品の違いってありますか?
円道:翻訳作品は、間に翻訳者が入るので、ニュアンスが分かりにくい。 日本の作家の場合、言葉が分かりやすい分、読み手と聞き手の間に ニュアンスの違いを生みやすい。
Q3:最後に、円道さんにとって、スクルージってどんな人?
円道:私の中にも確実に棲んでいる人(笑)
