蔀 英治

蔀 英治(しとみ えいじ)さん

シェイクスピア・シアターにて、シェイクスピア劇に多数出演。退団後は「哀愁橋」「イリノイのリンカン」(シャーウッド・作)など英米現代演劇に出演。

 

ヴィオロン、グローブ文芸、武宮、各朗読会で、ポー、チェーホフ、中原中也などの作品を、また「文鳥舎ことのはライブ」で牧野信一作品を朗読。杉並シェイクスピア祭にて朗読劇「マクベス」(2010・2011)、「ヴェニスの商人」(2011)演出・朗読。今回、朗読台本・演出を担当。

他に映画「青き島より、GO!」など。

朗読劇『クリスマス・キャロル』について

『クリスマス・キャロル』は、昨年生誕200年を迎えた英国の作家チャールズ・ディケンズによって書かれたベストセラー小説です。グローブ文芸朗読会では、これを2008年に台本化し、6人の俳優によって登場人物を演じながら物語を読み進める朗読劇にしました。さらに2009年より、これにオリジナル音楽が加わり、ヴァイオリンの生演奏により物語の世界をイメージ豊かに繋いで行きます。
 世界的に有名なこの作品は、一般的には子供向けの“おとぎ話“あるいは単純な”勧善懲悪物語“と思われがちですが、実は作家ディケンズの深い人間洞察に基づいて書かれた感動的な名作であります。俳優たちの練達の演技・朗読と、快いヴァイオリンの響きを楽しみながら、毎年家族や恋人、友人や仕事仲間とクリスマスを祝う事の意義を明らかにする『クリスマス・キャロル』という作品の真価にふれてください。
 俳優たちの演技・朗読と、快いヴァイオリンの響きを楽しんでいただきながら、クリスマスを祝う事の意義を明らかにする『クリスマス・キャロル』の世界に存分に入り込んで頂けると思います。(演出・蔀英治)